熊本県 南阿蘇の眼科医です。緑内障、加齢黄斑変性症、斜視、弱視、ロービジョンケア等。

       
南阿蘇原眼科

目と成人病

代表的な成人病に糖尿病、心臓病。高血圧、ガンなどがあります。このうち糖尿病、動脈硬化、高血圧は眼底出血をしばしば起こし、手遅れになると失明につながります。そこでこのような病気を持っている人は、特に定期的な眼底検査が必要です。

眼底検査

体の中で血管に現れた病変を直接観察できる場所は眼底だけです。眼底に認められる血管病変から、全身の血管にも同程度の病変が起こっているであろうと推測出来るわけです。このように眼底検査は、成人病の予防、発見、経過を見守るために大変役立つのです。そこで最近は人間ドックにおいても、眼圧測定や眼底検査などの眼科的検査も行われるようになってきました。

緑内障・白内障にも注意

全身的な成人病の他に、目の成人病ともいうべき緑内障や白内障にも、注意しなければなりません。40代以降の人で、遠くが見にくくなったら老眼ではなく、何かの目の病気が起きている可能性があります。痛みや急激な刺激低下でもあれば、すぐに異常に気付きますが、そうでなければなかなか気付かれないものです。時々片目だけウインクして、見え具合をチェックしてください。チラチラと黒い虫のようなものが飛んで見える、物がゆがんで見える、見ようとする中心部が暗く見にくい、見える範囲が狭くなっているなどの症状は危険信号です。ぜひ精密検査を受けるようにしてください。

診断技術の向上による手術の進歩

眼科医療はこの20年位で大きく進歩しました。コンピューター内蔵の優れた検査機械の開発により、診断技術は一段と向上しました。また顕微鏡による微妙な手術も進歩し、昔は全く触れられなかった硝子体(しょうしたい)の手術も可能になりました。さらにレーザー光線を使った最新技術も普及して、昔なら当然失明していただろう病気も、ずいぶん助けられるようになりました。早めに発見すれば、失明することはまずありません。

原眼科 院長 原敬三

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